当院で行う二重まぶたの埋没法では、眼瞼部皮膚の埋没点を作るときに、CO2ガスレーザーを使用しております。メスや、針で埋没点を作ると出血し、術後のダウンタイムに影響を及ぼすので、多少手間はかかりますが、CO2ガスレーザーの使用が最適と考えております。CO2ガスレーザーを用いることにより、血管やリンパ管や神経を一瞬で閉塞し、出血を最小限にすることができ、術後のダウンタイムを最小限にすることが可能です。電気メス等を使うクリニックもございますが、出血は食い止められるものの周辺組織に対する熱影響が大きいのでやはり腫れが起こります。CO2ガスレーザーは出血せず周辺部の熱影響も最小限なため、当院ではこだわりを持って使用しております。
またプレミアム法では、糸にこだわり、最も細い、心臓血管外科で用いるPV DFという糸を使用しております。これは、組織になじみやすく、また長期間にわたって体内劣化しにくい、という性質を持っています。長期間にわたって糸が体内に存在し、きれいな二重まぶたを長時間維持することをご希望であれば、このプレミアム方を推奨いたします。
体の中に残しておく異物はなるべく最小限の方が体にとっての負担は少ないです。そういった意味で1針だけ、あるいは2針だけ、非常に幅の狭い水平マットレス縫合して、まぶたに癖付けできれば1番異物による体の負担が少ないです。いわゆる逆さまつ毛とかに使う手術の理論を利用した方法です。体の中に残す異物が最小限で済むため、異物感や出血、腫れなどの副作用も最小限で済みます。
ただし、まぶたが分厚い人や蒙古ヒダの強い人などでは、うまく癖付けができないので、その場合はループ法(線、つまり無限の点でラインを作る)でしっかりと癖をつけたほうがきれいな二重まぶたになります。
アイプチ等で毎朝二重まぶたを作ったりすると、そのノリでかぶれたり、まぶたを常にこすったりするようになり、将来、眼瞼下垂が早く進行することもあるため、なるべくまぶたは触らないほうが良いです。そのような人は、せめて手術でまぶたの癖付けをした方が良いかと思います。ただし非常に幅の狭い水平マットレス縫合のため、1つの点で留めている状態であり、長い間で考えると糸が緩んで外れることもございます。しっかりと長持ちするラインを作るには、ループ法をお勧めすることもございます。
(他にプレミアム法ございます。詳しくはスタッフまで)
単一の点で留めるのではなく、皮膚側、劍板側に無数の点である線でラインを作る方法です。それによりしっかりとしたラインで二重まぶたを作ることが可能になります。1針と2針さらに3針でしっかりとラインを作ることもできます。その方のまぶたの形や体質によって1番良い方法をお勧めさせて頂きます。
またプレミアム法として、より腫れにくく、より内出血しにくく、ダウンタイムが最も少ない方法も、余裕があればお勧めいたします。患者様にとって内出血したり腫れたりすることが最も苦痛であり、日常生活にすぐ戻れないことが最もストレスフルであること、このような心配や不安がある方には多少高くてもプレミアム法をお勧め致します。
また二重まぶたの形状として、末広型、薄めの奥二重、くっきりした幅広平行型など、皆さんの希望される形状はいろいろです。希望されてもまぶたの形や厚みによってできないこともありますが、なるべく患者さんの希望に沿った結果が出るようにカウンセリングを十分にさせて頂き、最も患者様に合った方法を提案したいと考えています。
まぶたの厚みは、まぶたに近いほど薄くしなやかで動きやすい皮膚をしていて、上に行けば行くほど分厚く動きの鈍い皮膚になっていきます。
例えば、まぶたの厚い人に幅広型の二重まぶたを作ると、糸が取れやすかったり、食い込みがありいかにも整形した二重まぶたになったり、黒目が半分隠れて眠たそうな目になったりと、いろいろな欠点も出てきます。埋没する小さな穴から上眼窩脂肪を取るオプションも合わせて行うこともできます。
食い込んだ不自然な二重まぶたや、眠たそうな目が嫌な方には、いわゆる『黒目整形』と言われる黒目をくっきり開いた状態でパッチリした印象与える、切らない埋没型眼瞼下垂の手術があります。挙筋腱膜を短縮するので楽に目が開き、くっきりした印象の目を作ることができます。
糸も非常に細い糸を使い、組織になじみやすい、体内劣化の少ない心臓血管外科の手術で使う種類の糸、PVDFを使うこともあります。
目の形が違うように、体質やまぶたの形状も違うので、その人に応じたベストな方法で患者さんの希望に合う結果が残せるような手術を心がけております。
1針でも黒目がパッチリ開き、黒目整形は完成しますが、蒙古ひだなどが強い方は、しっかりと二重が出来るように、内側に二重(2針法)、外側に二重(3針法)をお勧めいたします。
二重まぶたを糸のみで作るのは、そうならないように努力はしますが、糸が切れて一重まぶたに戻ったりする可能性もあります。それが嫌な方は、切開法と言って、まぶたを切開して二重まぶたを形成する方法、切開法があります。なるべく体に負担がかからないミニ切開法、しっかりと端から端まで大きなカーブを描いて切開する、全切開法があります。両者とも眼瞼が厚ぼったく、腫れぼったい方には、眼窩脂肪除去やまぶたと眉下の間の皮膚がたるんでいる方には皮膚のたるみ取りも合わせて施術することができます。皮膚のたるみをとることによりアンチエイジング効果もあります。
特に切開法の場合は、このような二重になると言うシュミレーションをしっかりとして、患者様の希望を反映できるようにカウンセリングを行いながら施術を進めていきます。
また幅広の二重まぶたを希望される場合、黒目が眼瞼に少し隠れて、眠たそうな目になることもあります。それをクリアするためには、挙筋前転を加えて、いわゆる眼瞼下垂術の二重まぶたを作る方法をお勧めします。
その場合、以下のように、すべてのオプションをつけることができます。
またその全てを望まなくても、上眼瞼の皮膚のたるみ取りだけ希望(料金両眼¥80,000)、上まぶたの眼窩脂肪を取り除く、(オプション料金両眼¥80,000)などがございますのでその人の目の形や形状によりカウンセリングをさせていただきます。
眼周りの整形につきましては、なるべく1回ですべての希望を満たして、長い時間持続するような方法を選択した方が良いので、それは人によって全く違いますのでしっかりとしたカウンセリングとシュミレーションが必要になってきます。疑問や不安がない状態で施術を受けて頂ければと思います。
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