お子様の-2SD以上の低身長は保険がききません。
自費診療にはなりますが、骨端線閉鎖を伴わない家族性低身長SGAにつきましては成長ホルモンによる治療が有効です。
保険のきく-2SD以下ではなくても、このままだと将来低身長になるのではないか、子供のために今できることをやってあげられないか、と考える親御様には、自費診療で治療を受けられる可能性があります。
成長ホルモン分泌減少症で成長が−2SD以下である場合(その他ガイドラインによりいろいろな制約がございます)、こども医療センター等で保険診療が受けられます。
問題は、-2SD以上ではあるが今現在低身長であり、このまま成長していくと将来低身長になるのではないかと思われるお子様たちの事です。子供の日常生活には気をつけており、運動も睡眠もしっかりとらせて、食事や栄養・サプリ等も一生懸命考えて摂取させているのに、なかなか期待するほど背が伸びないとお悩みの親御様は、一度当院にご相談ください。
適応年齢は、3歳から思春期までのお子様です。(女子は15~17歳位、男子は15歳~17歳位まで)
骨端線が閉じる頃に治療は終了となります。
3歳から思春期までのお子様の成長の原動力は栄養+成長ホルモンですが、思春期になると栄養+成長ホルモン+性ホルモンに変わり、成長ホルモンの割合が低下するため、なるべく3歳から10歳くらいまでに治療を行うのが最も効果的とされています。
まずは精密検査をしていただき、成長ホルモンを補うことによって低身長が治療できる可能性がある方には、厚生労働省の定める診療ガイドラインと米国FDAが定める保険外診療ガイドラインに基づき、自費治療を始めることができます。
母子手帳・乳幼児期・小中学校の身長記録・成長過程のわかるものを参考に、クリニックにて成長曲線の記入をしていただきます。
生活環境・食生活・遺伝的要素・家族歴・病歴など問診票を記入していただきます。
整形外科に行って、骨年齢を知りたいと、両手のエックス線検査(保険診療が受けられます)を受けて、骨端線が閉じていないことの確認と、そちらのデータをお持ち下さい。
これは、初診時でなくても2回目の診療までに受けていただければ大丈夫です。
それらをお持ちになって予約をして1回目の診察を受けてください。
そのときに血液検査があります。
2回目の診察で、お薬が適用になるかが分かります。
早い方は2回目から薬の処方が始まります。
医師の診断にて治療開始、薬処方
※患者様の体重により必要量が異なります。(月に1~6アンプル)
※医師の診断により治療保留となり、さらなる血液検査・遺伝子検査が必要になる場合もございます。(検査結果により治療再開または保険適応となり、保険医療機関を紹介)
※上記価格はあくまで目安でございますのでご注意ください。
※検査結果が安定していれば薬はある程度長期処方出来ますが、医師の判断により一年に数回の診察・検査は必ず必要となります。
※糖尿病や悪性腫瘍のある患者様、妊娠されている方、プラウダーウィリー症候群の患者様等につきましては、治療ができません。
※基本的に自宅での自己注射になりますので、親御様が責任を持って管理できるご家族のお子様に限ります。また定期検査が大変重要ですので、しっかりと医師の指示に沿って通院ができる方のみご相談下さい。
※診察代・検査代・薬代等に関しましては100%自費診療になりますので、ある程度費用がかかります。(カード決済も承っております)
※②の血液検査を行った日から費用がかかりますが、それ以前のカウンセリングやご相談は無料で行っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
糖尿病や悪性腫瘍の増殖、腎臓や心臓の病気、脊椎側湾症、体質によって頭痛、痙攣 等。
※表記価格は税込みです。
料金につきましては、クリニックの都合で予告なしに値段変更する場合がございます。
予めご理解、ご了承お願い致します。