【治療前】眼瞼下垂でまぶたが開けにくくなっている状態
【治療後】まぶたが開け安く見た目も若々しい印象に
ここ数年、メディアでよく取り上げられている「眼瞼下垂」。皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
眼瞼下垂とは、生まれつき、あるいは加齢やコンタクトレンズの装用などによって、上まぶたの昨日が低下し、まぶたが開けにくくなる病気のことです。視野が狭くなることで、ものにぶつかりやすくなったり、まぶたを上げようとして、ひたいの筋肉に力が入ることで、筋肉が緊張状態となり、頭痛や肩こり、眼精疲労の原因となったりします。こうした状態から、ひたいにシワができる、まぶたがたるんで老けて見える、眠たそうに見えるなど、見た目にも影響を及ぼしているのが眼瞼下垂なのです。
痛みがなく、一見日常生活に大きな支障があるわけではないように思えますが、知らないうちに視野が狭くなることで、事故にあいやすくなったり、常に慢性的な頭痛や肩こりに悩まされたりする状態は、できれば改善するに越したことはありませんよね。
また、眼瞼下垂からまつ毛が目に入る「睫毛内反症」も起きることがあります。眼瞼下垂は、片側あるいは両側、軽いものから重いもの、生まれつきかそうでないかなど、様々な原因や程度によってそれぞれに治療法があります。まぶたが開けにくいことで、何らかの不調や不便を感じているという方は、まずはご相談ください。
眼瞼下垂を治療する手術は、以下4つの術式があります。
保険での手術は、目が開きづらいと言う機能回復が目的の手術ですので、審美的な希望を積極的にはお聞きできませんが、もちろん、その方にとっての1番良い二重の幅(もともと二重の方は、そのラインが1番自然)、瞼の皮膚のたるみがある場合は、程良い切開、腫れぼったくて眼窩脂肪の多い方は、出てくる脂肪については切除と、オールラウンドで行ないます。
ほとんどの人は目が開きやすくなり、二重もくっきりになり、美しく若返り、満足の方が大多数です。
保険手術は、目が開きづらい、と言う機能障害を治すための手術で、審美的に美しくするための手術ではありません。
このような審美的希望がある方は、自費診療をお勧めします。
保険診療は安いですが、機能改善を目的とした手術で、一つ一つ逐一本人の希望はお聞きできません(大体の希望はお聞きします)。また、その後の美容的な修正はできません。
もし審美的修正をする場合、自費手術となります。
自費診療は保険より高額ですが、すべて患者様の希望に合わせてシュミレーションし、審美的に美しく、その後も患者様の希望に応じて修正ができます。
また、年齢的に60代以降の方は、大体が腱膜性眼瞼下垂なので、保険での施術が可能ですが、40代50代の年齢層の方は、機能障害がなければ、もちろんですが、美容的な変化を希望の方は、自費診療での手術をお勧めしています。
まずは医師の診察、カウンセリングが必要です。
カウンセリングはいつでも対応しております。美容で実施する場合は必ずカウンセリングの予約をお願いします。保険の場合はウォーク・インで構いません。
まず、それが病気で保険での治療ができるかどうかの診察が必要です。ご本人が下垂だと思われていても、医師が判断して保険診療の対象にならなければ自費になります。
つまり保険で手術ができないこともあります。
また、手術の翌日の診察(圧迫ガーゼの抜去や、消毒など)、1週間後の診察(抜糸などを含めて創傷処置)、1ヵ月後の検診が必ず必要になります。遠方からご来院の方に関しても、定期検査は必ず受けていただきますようお願いいたします。地元で抜糸したいとお考えの方もいらっしゃるとは存じますが、執刀医でしかわからないこともありますので、基本的には術後2回の診察を受けていただくようにお願いしております。
遠方からご来院の予定の方は、まず医師の診察を受け、手術が適用になるかの判断を受けてから、改めて手術の予約を入れていただきますようお願いいたします。
美容予約でカウンセリングを承ります。
この予約はカウンセリングの予約であって手術の予約でないことをご了承ください。
当院では、医師の診察後、預かり金10,000円をいただいた時点で手術の予約日が確定いたします。二重まぶたや下垂オペを軽く考えて、当日カウンセリングを受けてすぐに手術を受けてまた地元に帰る、その後の診察は受けない、等のスケジュールを立てないようにしていただきたいです。どうしても、医師の診察と同日に手術を希望される場合は、あらかじめメールにて全顔3方向の写真を添付して事前にご連絡ください。また手術の予約確定のため、預かり金10,000円を振り込みにてお願いいたします。
「切開法」は、多くの医療機関で広く実施されている眼瞼下垂手術の主流です。確実性は高いのですが、ダウンタイムが長く、気に入らなかった時に元に戻すことができないというデメリットがあるため、手術を躊躇う方も少なくありません。
そこで、手術に伴うデメリットをできるだけ解消し、抵抗感を減らす方法として考案したのが、まぶたを切らない「埋没式挙筋短縮術」です。
まぶたにメスをいれる切開法の場合、どうしてもある程度大きな傷をつけることになります。
多くの切開手術と同じように、その傷が治るまで腫れと痛みを伴うことは避けられません。
切開法の場合、どうしても傷あとが残ります。
手術後しばらく、傷の周囲にある程度の腫れや内出血も残ります。
手術後すぐには日常生活に戻りにくく、「ダウンタイム」が長くなる傾向があります。
切らない手術なので、目に見える傷あとは残りませんし、手術後に大きな腫れや内出血を伴うことはほとんどありません。
ダウンタイムとは、手術後、組織の傷が治り、まぶたの状態(腫れ・皮下出血など)が落ち着きを取り戻すまでの経過期間の事です。
眼瞼下垂の手術を考えている患者様には、ダウンタイムは短い方が良い、というニーズがあります。
特に仕事を持っている人の場合、「できるだけ仕事を休む期間を短くしたい」「できれば普通に仕事を続けながら治療したい」と考えるのは当然のことです。
切開法の場合は、腫れや内出血が強めに残ってしまうため、完全に状態が落ち着くまで、数週間から1ヶ月程度かかります。
傷の状態によっては、3〜4カ月のダウンタイムがかかることもあります。切らないので傷あとが残らないことはもちろん、まぶたへのダメージが小さいので、大幅にダウンタイムが短くなると言えます。
当院では、結膜側からアプローチし、メスを使わず、小さな傷で眼瞼下垂の治療を行うことができます。
手術時間は約20分。術後の見た目の美しさも配慮しながら手術を行います。術後も内出血や腫れが最小限で日常生活をほぼ支障なく送ることができます。
通常の皮膚側からの切開による眼瞼下垂手術は、眼科や形成外科でも行っています。基本的に「瞼を開けやすくする」という機能改善を目的とした手術となります。当院でも切開による眼瞼手術も行っていますが、炭酸ガスレーザーを使うことで、術後の内出血がより少なく、傷後がなるべく目立たず、術後も社会生活にできるだけ支障の無いように配慮しています。
「自然に仕上げたい」「目の開き方を左右とも整えたい」など、ご希望にもできる限りお応えするよう努めています。
医師の診断結果が眼瞼下垂であるなら、手術には保険が適応されます。
眼瞼下垂であっても、生活に支障が無い程度の軽いものであれば、無理に手術をする必要はありません。しかし、手術をすることで、頭痛や肩こりが改善され、見た目がわかわかしくなるなど、毎日の生活が楽しくなったという方が少なくないのも事実です。
特に高齢者の方には診察・治療を検討して欲しいと思います。眼瞼下垂は、加齢によってほとんどの高齢者に生じる症状です。「日常生活で困っているわけではないから、今さら治療をしなくてもいい」と思うかもしれませんが、ひどくなるとものが見えにくいだけでなく、階段での転倒や事故にあうなどの危険性が高くなります。身内で高齢者の方がいらっしゃれば、一度一緒に診断だけでも受けてみると良いかもしれません。
眼瞼下垂と診断されたら保険が適用され、自費診療に比べて、かなり低い金額で手術を受けることができます。満足のいく手術のためには、信頼できる医療機関を選び、機能改善だけで良い、見た目も美しく仕上げたい、皮膚を切りたくないなど要望を伝えましょう。手術法や費用、術後のダウンタイムなど、医師にしっかり説明してもらい、納得した上で臨むことです。
眉下切開法は、年齢とともにたるみの出やすい上瞼を自然に、目元の印象を大きく変えることなく、たるみを取る治療方法です。眉下切開法は眉毛の下のラインに沿って切開をする方法のため、傷跡や浮腫みがほとんど目立ちません。
眉毛下切開を選択するメリットは、まぶたの眉毛側に近い厚みのある皮膚を減らしてまぶたの下側の薄い皮膚を残した形でたるみを解消できるということです。まぶたのひふは上側(頭側)にいけばいくほど厚みのある皮膚になっています。まぶたのどの位置のたるみを無くすと自然なまぶたに見えるかというと厚い皮膚を無くして薄い皮膚を残した方がより自然に見えます。以前のたるみがなかった状態のまぶたに近づけたい場合には眉毛側の厚い皮膚を無くした方が近づきやすいのです。もともと一重の方も、二重を作らずに一重のままで手術が可能です。
医師より眼瞼下垂という症状や、手術についての説明。
3ヶ月以内の採血結果があればお持ちください。
約1週間後に血液検査の結果が出ますので、ご来院いただきます。
【持ち物】手術の同意書をご記入の上、ご持参ください。内金の領収書は手術日に必ずご持参ください。
当日は洗顔や洗髪ができませんので、お風呂は済ませてきてください。
【持ち物】残りの代金、サングラスか眼鏡、内金の領収書
【注意事項】お付き添い、お迎えの方がいらっしゃる場合はクリニック内ではお待ちいただけません。タクシーはこちらで手配することも可能です。
ガーゼがついている方はそのままの状態でお越しください。
サングラスか眼鏡をかけてご来院ください。
(1)(2)(3)は、同日にできますが、血液検査の結果が出る日(約1週間)以降で予約日の決定となります。 当院ではCO2ガスレーザーを主に使用する、最新式の施術方法ですので、内出血や腫れの度合いは、メスで施術するよりかなり少ないです。 それでもやはり手術ですので、内出血、腫れ、赤み、違和感や軽い痛み、重苦しさなどはございますので、心配な点があればカウンセリング時にご質問ください。 またもともと人間の目は左右差があり、手術をした後もそのような左右差が生じることもございます。腫れが引いた後にどうしても気になる方はまれに修正手術が必要になることもございます。
ベストな準備をして施術いたしますが、不安や疑問点等がない状態で手術を受けていただきたいので、どんな些細なことでも遠慮なくご質問ください。
たるんだ皮膚を必要かつ十分な量を切開し、挙筋をしっかり前転しながら上眼瞼部の眼窩脂肪を適宜に切除し、すっきりした瞼へ導きます。二重の幅についてもお客様とよく相談し、自然かつ、一人一人の顔に合う理想的なデザインをご提案させて頂きます。
当院ではメスを使わず、CO2ガスレーザーとバイポーラを使い、出血や術後の腫れを最小限にした施術が可能です。麻酔注射に抵抗のあるお客様には、なるべく痛みのない麻酔法を用いて行うことも可能です。
血液をサラサラにする内服薬を内科で処方されているお客様につきましては、診察時に必ず申し出てください。内科医と相談の上、最善の方法で手術の準備をさせて頂きます。
眼瞼下垂の手術をすることで、たるんだ皮膚が切除されて目元がすっきりし、イメージとしては10年前の若々しい自分に戻ったような感覚になります。機能的にも目が開けやすくなり、術後は喜ばれる患者様がとても多いです。見た目が変わることで気分も晴れやかになり、第二の人生をスタートされる方も多いですよ。一人で悩まれず、まずはお気軽に当院にご相談ください。
※当日は前開きのお洋服がおすすめです。お着替えはありませんが、ご自宅に戻られてからの着替えの際に目元が擦れないので安心です。
誰もが下垂術を、保険診療でできるわけではありません。病気であればもちろん保険診療で手術が可能です。
などです。
あくまで機能回復のための手術であり、美しさを求めるための手術ではありません。
患者様側から、二重の幅を何ミリに変えたい、皮膚を何ミリ切開してほしいなど、
細かい要望がある方に関しては、はじめから自費診療で受けるようにお願いいたします。
また保険診療の手術の後に、挙筋機能がちゃんと復活したにも関わらず、
1ミリや2ミリの単位で二重の幅を変えたい、あまった皮膚をもう少し切除したい等のご要望がある方は、保険診療は使えません。
その場合は自費診療となりますのでご了承下さい。
ただし、時間が経ってまた挙筋や皮膚が弛緩して視界が悪くなった場合などは、再度保険診療が使えることもありますが、それも医師の診断になります。
医師の判断で、後日、再手術を受ける場合は、保険診療の場合は手術のたびに保険診療の料金がかかります。自費診療の場合は、施術方法により、料金に幅があります。
保険、自費に関して上記内容は、当院院長の見解であり、クリニックや医師によっても多少見解、方針が違うと思いますので、手術を希望される方は、複数の医師の診療を受けた上で決定いただいた方が良いと思います。